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最新記事【2006年10月05日】

 作家ビクトル・ユーゴーはサラ・ベルナールにメッセージ付きの
 プレゼントを贈ったことがある。
 そのカードに書かれていたのが「この涙はあなたのものです」という言葉だ。

 ユーゴーが贈ったものは大粒のダイヤモンドだった。
 
 サラ・ベルナールは今から百年ほど、世界中の男たちを夢中にさせた
 フランスの大女優である。
 ヨーロッパ中の国王が、彼女の愛を得るために
 王冠を差し出したという逸話もあるほどだ。

 そんなサラ・ベルナールは晩年を高層アパートの最上階で過ごした。
 ある日、ファンが息を切らしながらやってきて尋ねた。
 「どうしてこんな高いところに住んでらっしゃるんですか?」
 すると、彼女は淋しそうな笑みを浮かべてこう答えたという。

 「今ではこうしないと殿方の胸をときめかせることができませんの」

 せつない話だよね。

 女優松坂慶子は独身だった頃、
 「中年男性が一番浮気してみたい女優」に選ばれた事がある。

 その感想を記者に訊ねられた彼女は
 意味深に笑いながら、こう言った。

 「…したら苦労しますよ」

 今でこそ、いいおかみさん役が多くなったが、
 かつての松坂慶子は妖艶で小悪魔的な魅力で男性を魅了したものだった。

 前述のセリフは網タイツ姿で歌った『愛の水中花』という曲が
 ヒットした頃のものである。

 「君と浮気してみたい」と言われて、
 「したら苦労するわよ」と答える。

 想像力をかき立てる、危険な香りがするセリフ。
 こういうのを大人の殺し文句と言うんだろうな。

アドセンスイメージ画像2


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