「真の美を前にすると、僕はギャグを発したくなるんだ」
このセリフは映画『泥棒野郎』でウッディ・アレンが
ジャネット・マーゴリンと出会った時の告白。
ウッディ・アレンは次のように言う。
「君みたいに美しい女性と会うのは初めてだ。
どうやら、僕、すごく感じやすくなってるみたい。
なぜかって、真の美を前にすると、僕はギャグを発したくなるんだ」
真剣な告白の後のオチのつけ方がいかにもウッディ・アレンらしくていい。
愛の告白というのは、真剣であればあるほど、伝わりにくいことがある。
受け止める相手側が戸惑ってしまうからだ。
そんな時に笑いをまぶすテクニックは相手の心を解きほぐす効果がある。
そして、それは結果的に相手に好意をもたせることになるのだ。
例えば、「君を愛している」というのは、恥ずかしくてなかなか言えない。
でも、そんな時はこう言ってみてはどうだろう?
「君を愛している。君のことを考えるたびに、
なぜか『犬のおまわりさん』を
歌いたくなるんだ。
なぜだかわからないけど、
子供の頃の楽しかった記憶が蘇ってくるんだよ」
ちょっとイマイチかもしんないけど(笑)、相手の心がほぐれそうでしょ?
相手を笑わせるというのは、自分のペースに持ち込むことだ。
それができれば、こっちのもの。
恋愛の扉はとりあえず開いた。
あとはあわてずに彼女の心の部屋に入ることを考えればいい。