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駅のごみ箱は宝の山! 雑誌を拾って年収500万円のオイシイ「拾子」稼業

 東京の繁華街などではときどき道端で週刊誌や漫画を売る人たちを見かけることがある。これらの雑誌、確かに古本扱いではあるのだが、驚くのはほとんどがその日に発売された最新号ばかり。値段も百円前後ということもあって、サラリーマンや大学生などの固定客も少なくないようだ。

 これらの最新雑誌を集めるのが「拾子」(ひろこ)と呼ばれる人たち。彼らは駅のごみ箱などからこれらを拾い集め、古本屋や露天商に卸すのが仕事である。現在、その数は首都圏に600人近くいると言われる。

 鈴木淳さんはタレントと拾子という二足の草鞋を履くユニークな人。本業の方はさっぱりで、せいぜい年間100万円稼ぐのがやっとだというが、副業である「拾子」では年間1千万円以上売り上げ、収入の方も500万近くあるという。

 ちなみにそのシステムだが、彼らが扱うのは人気週刊誌、漫画雑誌、エロ雑誌などが中心。こうして拾った雑誌は露天商や古本屋に引き取ってもらうのだが、1冊の買い取り値段は販売額の約半分の平均50円。特に人気が高いのは『ジャンプ』『マガジン』などで、発売当日は稼ぎ時だという。

 自らも古本屋を経営し、他の拾子たちからも買い取るという鈴木さんの一日は次のような感じだ。朝8時から大宮駅構内の40カ所のごみ箱で約1時間拾いまくり、11時に他の拾子が集めたものを現金で買い取る。正午から店で販売し、午後3時に2回目の買い取り、午後7~8時に再び拾子が店に持ってくる。これが通常のパターンだという。

「最初は人目が気になりましたが、1週間で病みつきになりました」という鈴木さんだが、地下鉄サリン事件以後は駅のごみ箱が閉鎖され、売り上げが半分に減ったこともあったとか。
 それにしても、ごみ箱が宝の山になるとは!? こういうのを一獲千金ならぬ一冊千金と言うんだろうね。

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