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墓石ドロボーが横行! ギャンブラーは森の石松がお好き!

 一獲千金を夢見るギャンブラーというのはツキを大切にするもの。静岡県では清水次郎長一家でおなじみの「森の石松」の墓を削ると「勝負運が付く」との言い伝えがあるそうだが、その石松の墓がある静岡県周智郡森町の大洞院では競馬の大レースの前になると御利益を求めるファンが訪れる。

 困っちゃうのは、墓石ドロボーが横行すること。昭和10年に建てられた初代の墓は削られて原形をとどめなくなり、再建した墓も持ち去られ、現在は三代目。「カチーン、カチーンと昼間からノミで墓石を削る音が聞こえてくる。本当は駄目なんだけど、黙認状態です」と、寺の僧侶の深見孝自さん(40)は苦笑い。

 僧侶が見て見ぬフリをするのはワケがある。実は、寺では初代の墓石の残りを削って販売しており、年間3千個以上が売れているから。要するに、商売にしちゃってるってワケ。ところで、気になる御利益の方だが、「ギャンブルだけでなく勝負事一般に御利益がある」とか。このうわさを聞いた地元の県立掛川西高の野球部父母の会は夏の静岡県予選を前に参拝し、16年ぶり4度目の甲子園出場を果たしたという。

「最近いつも途中で負けるので、話し合って初めて大洞院にお参りした。御利益があったんでしょうね」とは、同会副会長の太田省二さん。さて、アナタも石松の石を買ってみますか?  

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