偽造額は何と10億ドル! 国家レベルの犯行とも言われる「スーパーK」事件
一獲千金を狙う方法は数あれど、これほど安易であくどい方法はないだろう。それは偽札作りである。これまでにも様々な偽札事件が発生しているが、これほどの規模はないというのが、今年4月に大量の偽100ドル札が押収され、大きなニュースになった「スーパーK」事件である。
このお札は実に精巧にできており、ホンモノとほとんど見分けがつかず、偽造紙幣の識別機もクリアするほど。
摘発のキッカケは「よど号」事件の元赤軍派、田中義三容疑者(47)が逮捕されたことだったが、これまでにも世界各地で偽100ドル札「スーパーK」は発見されていた。
調べを進めていくうちに、何とも恐ろしいことがわかってきた。国家の造幣機関レベルの設備と技術が駆使されていることで、田中容疑者が北朝鮮にいたことから、朝鮮民主主義人民共和国の仕業ではないかという説も流れた。もちろん、北朝鮮側はこれを完全否定しているが。
ちなみに、CIA(米国中央情報局)によると、スーパーKは1990年にレバノンで初めて発見され、10億ドル分印刷されたと推計しているとか。イヤハヤ、何ともスケールのデカいお話である。