犯行はあっさり失敗! 金のこけしに目がくらんだドジな強盗
かつて、竹下政権時代に「ふるさと創生資金」が日本全国の市町村に配られたことがあった。当時はその使い道がいろいろと話題になり、この資金を元に宝くじを買うなんて市町村まで現われたものだった。
そんな中、青森県黒石市では一億円を投じて「純金製こけし」を製作。奇抜なアイデアから話題を呼んだこのこけしは週刊誌などでも取り上げられた。
コレに目を付けたのが、3人組の強盗。彼らは長野市内の会社社長宅から現金1千万円余りを盗むなどして逮捕された盗みの常習犯だったのだが、その手口がお粗末そのもの。
3人組は、週刊誌で黒石市の津軽こけし館に展示されているのを知って早速、目をつけて青森へ。現地に到着した彼らはろくに計画も練らないで、深夜に同館のガラス戸を割って侵入したのだ。
ところが、夜間は金庫に保管されてるのに気付かず失敗。挙げ句の果てには警報装置が作動して、あわてて一目散に逃走するハメになったのである。
彼らは取り調べに対して、「こけしをつぶして金地金にし売るつもりだった」とぼやくことしきり。警察側もあまりのずさんな犯行計画にアキれたとか。